山中でのあいさつと道路でのピースサイン

 登山をする人にとっては常識かと思いますが、山の中で誰かに出会ったときに「こんちわ」と挨拶する習慣があります。お互いに単独の場合は、他にだれもいない状況で相手の人柄もわからないわけですから、防犯の意味もあったりします。


 同じ挨拶でも、防犯の意味がまったくないものに、ライダー同士のピースサインがあります。最近はめっきり少なくなってしまったようですが、昔は8割方ピースサインが返ってきたものです。
今日MTB(自転車)で未舗装路(車1台が通れる幅)を走っていたとき、数十メートル前方のカーブを曲がってくるオフ車(オフロード用オートバイ)が見えました。排気量の大きな車種でタンデム(二人乗り)です。「ツーリング中やな」と思って5,6メートルくらい前からピースサインを出したのですが、どちらからもピースは返ってきませんでした。路面状況の確認に忙しかったのかもしれませんが、もしもピースサインを知らない世代だとすると非常に寂しい気がします。ぜひピースサインを復活させて、ツーリングをより楽しいものにして欲しいところです(白バイにもピースしましょう)