腕時計の役割

 この間ひさしぶりに「mi:Ⅲ」のDVDを見ました。
この映画はカシオと連んで、Gショックを主人公とその一味に装着させています。シナリオにもしっかりとそのGショックの機能が織り込まれております(タイムスタンプ機能)

●参照URL http://d.hatena.ne.jp/SASGSG9/20060722


しかし、この映画を見ても、ふたたびこのモデルを使いたいと思うことはありませんでした。それくらい今使っている「トレーサー」が使いやすいからです。


■いつ見ても時刻がわかる

 アナログ時計としてはごく普通のモデルなのですが、他のアナログ時計と違う部分は文字盤と時針・分針にトリチウムという放射性物質を封入したガラス管が埋め込まれていること。トリチウムはβ崩壊しながら発光するので、暗闇でも時刻が確認できます。
一度このタイプの時計を使うと、普通のアナログ時計やデジタル時計には戻れません。

 トリチウムを使用した時計はトレーサー以外のも多くなってきましたが、他のメーカー(某ルミノッxx)などはムーブメントに安物を使っていたりして、結構狂います。
私が使っているトレーサーは最も安いモデルなのですが、年に6秒程度しか狂いません。すばらしい精度であります。
この時計にするまでは、けっこういろいろなタイプの時計を買っていたのですが、おそらく今後数年は今のモデルを使うことになりそうです。それくらい飽きのこない、イイ製品です。



左はF2.8 2秒露出。広告用としてはいいかもしれませんが、誇大広告となります。
暗闇の中で実際に時刻を確認したときは右のような感じに見えます。