普通自動車免許 いよいよ高速道路教習

　ようやくここまで進んできました。事故に遭う可能性は市街地走行より低いものの、もし事故に巻き込まれたらえらいことになるのでやはりおっかないです。

しかも雨の中での走行になる空模様ですので、さらに危険度はアップといったところであります。

■加藤正明氏
　オートバイでは何度も高速道路を走ったことがありますが、四輪は同乗者としてしか乗車したことがないため、今年亡くなられた故　加藤正明氏（日本ハイウェイセーフティ研究所所長）の著作を読み返しました。
手元に３冊持っていたのですが、本のタイトルが「死ぬ運転　死なない運転術」「この運転なら死なない！」「死なないための運転術」など、必ず”死”の文字が使われています。実際、高速道路では事故が死に直結することが多いので、これはこれでいいのかもしれません。

これらの本の内容は、教習所の学科などで教えられている内容よりもっと現実に則したものとなっています。
たとえば、「危険を察知してからブレーキを踏むまで１秒かかる」と教習所では教えられていますが、これは”赤ランプが点灯したらブレーキを踏んでください”とあらかじめ指示されている実験でのデータをもとにしたものです。
実際のところ、市街地や高速道路を普通に走っているような状況では、ブレーキを踏むまで平均３秒かかる（遅い人は５秒）とのこと。

　現実にできるだけ近づけた状況で実験を行わないと、正確なデータは取れません。そして現実に則していないデータが教習所で教えられているというのも、非常に怖い話です。

●参照書籍

死ぬ運転死なない運転術―命が惜しければ本書を読むべし! (レッドバッジ・テクニックシリーズ (209))
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この運転なら死なない!―事故を起こさない!巻きこまれない! (レッドバッジ・テクニックシリーズ (188))
	加藤 正明 講談社 1996-07 売り上げランキング : 721783 Amazonで詳しく見る by G-Tools

死なないための運転術―たったこれだけで事故は100%ふせげる (レッドバッジシリーズ (134))
	加藤 正明 講談社 1993 売り上げランキング : 836054 Amazonで詳しく見る by G-Tools