雑誌の整理

 先日から続けていた書籍の整理が、本日ようやく一段落つきました。
「いつか読むだろう」という甘い認識で購入した本がいかに多いかがよくわかり、たいへんな反省を強いられた次第であります。
たとえばジャック・ヒギンズの作品が10冊以上あったのですが、最後まで読んだ作品は1冊もありませんでした。1冊10円で購入したものが多かったのですが、いくら安くても読まないならば買う意味はありません。
結局ヒギンズに関しては「鷲は舞い降りた(完全版)」1冊を残してすべて処分しました。

 小説に関しては他の作家の作品も多数あったのですが、絶版になっておらず、かつ安値で購入可能なものに関してはすべて処分することに(スティーブン・キングも「スタンドバイミー」以外はすべて処分しました)

 フレデリック・フォーサイスも「ジャッカルの日」以外の小説作品はすべて処分(ノンフィクションの「ビアフラ物語」は残しました)
フォーサイスも昔は大好きだったのですが、アンディ・マクナブが登場して以来、リアリティという点で読めなくなってしまいました。



■雑誌の処分

 私は雑誌もほとんど処分することなく保存しておく主義なので、長年の間にたまったものがいつのまにか大量になっていました。
半分くらいはかつて定期購読していた日経ビジネスでしたが、この手の雑誌は数ヶ月もたてばその情報の価値もほとんど無くなります。こまめに処分をしておくべきでした。


 古い雑誌といえば、10年ほど前の「月刊サイビズ」が10冊ほどありました。
1997年11月号ではデータベースの特集が組まれています。アクセス97の基本的な使い方から、映画「もののけ姫」の制作で^桐ver.5^が使われた話まで、今読んでもなかなか面白いです。
中でもテキストファイルにすべての情報を集約してしまうという方法は、HP200LXでVzエディタを使い始めたころの私にとっては非常に参考になりました。
 ちなみに同じ号にはHP200LXや初代パーム(PalmPilot)の紹介記事もあります。


 他には「日経モバイル」「palm Magazine」「Mobile Press」など、PDAがもっとも普及していたころの雑誌がほとんど残っていましたが、ほぼすべてを処分。
特にpalm系の雑誌を処分するときには、とても悲しくなりました。
今でもスケジュール管理に関してはpalmを使っているわけですが、新しいソフトを使うことも今後ないでしょうし、トラブル解決については紙媒体の資料はすでにその役目を終えています。
かつては専門雑誌まで出ていたというのに、悲しい限りでございます・・・


 まったくの余談ですが、普段出かけるときに、丸めた状態で手に握れるような雑誌を常に携行すると、いろいろ便利です(日経ビジネスあたりが最適)
●参照動画

Surefire Executive Course  http://jp.youtube.com/watch?v=a2_1Ox6zhXU


●参考書籍

鷲は舞い降りた 完全版 (Hayakawa Novels)鷲は舞い降りた 完全版 (Hayakawa Novels)
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スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)
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star出版経緯も極めて小説的
star映画だけじゃもったいないよ。
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