電子辞書 セイコーインスツル「SR−G7000M」購入

セイコーインスツル IC DICTIONARY SR-G7000M 4.0型/TFT-VGA液晶搭載 シルカカードレッド/音声対応 英語コンパクトモデル
セイコーインスツル IC DICTIONARY SR-G7000M 4.0型/TFT-VGA液晶搭載 シルカカードレッド/音声対応 英語コンパクトモデル
セイコーインスツル 2008-04-28
売り上げランキング : 2057


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 電子辞書専用機を始めて購入したのは、今から9年近く前だったと記憶しています。
ソニーが電子辞書に始めて参入したときに投入した「DD-IC100」です。

DD-IC100にはプログレッシブ英和中辞典とプログレッシブ和英中辞典の2冊しか搭載されていませんでした。いずれも高校生・大学生の学習用として、以前から高く評価されていたもので、コンテンツについては申し分ありませんでした。

しかし、現在各社から販売されている電子辞書と比べると、液晶の見づらさが難点です。
あと、入力時の反応速度と液晶表示のもっさり感にも、最新機種をさわった後ではかなりのマイナス点として認識されてしまいます。

一つ二つ程度の語句を調べるのであればもっさりしていてもなんとか我慢できますが、数十個単位になってくると、検索のときに浪費される時間もバカになりません。と、自分を無理矢理納得させながら、新しい電子辞書を購入しました。



■とても見やすい画面

今回私が購入したSIIのG7000Mは、「くっきリアル液晶」と銘打った液晶を搭載しています。白黒液晶としては非常にコントラストが高くて見やすいです。

そして、現時点ではG7000Mとその姉妹品のG6000Mにしか搭載されていない機能である、「反転液晶表示」。これにより、さらに文字が読みやすくなります。
私は常に反転液晶表示モードで使用しています。


■バッテリ
 ケータイでよく使われているような、平型のリチウム充電池が使われています。
裏蓋のネジを外して交換できるようになっていますが、充電池を取り出すときには小さなコネクタを外す必要があります。そのため、ケータイのように予備のバッテリを差し替えながらという運用はかなり面倒です。
しかし、反射型液晶を使用していることと、バックライトが無いことから、バッテリの保ちはかなりいいようです。画面の右上に常時表示されているバッテリインジケータが、残り1つになってから充電するようにすれば特に支障はないでしょう。


■電源のON/OFF
 ふたを開くと自動的に電源が入ります。しかし、ふたを閉じても自動では電源は落ちません。操作パネルの左上にある電源ボタンで電源を落とすか、オートパワーオフ(1,2,3分からいずれかを設定可能)まで放置しておくといった運用になるでしょう。



この機種は、現在売られている電子辞書の中ではもっとも小さい部類になります。そしてその小ささ故に、片手に持った状態で非常に扱いやすいです。
操作ボタンの配列についてはいくつか改善して欲しい点もありますが、おおむね使いやすく、いい製品だと思います。