レッツノートR3増設メモリご臨終

 それは突然、唐突に訪れました。ubuntuでネットを閲覧し、ちょっと席を外してデスクに戻ったところ(自宅での話)、Linuxにはめずらしく、完全にフリーズした状態になっていました。
どのような操作をしてもウンともスンとも言わないので、電源スイッチからOFF。再度電源を入れますが、画面にはエラー表示が出て起動しません。
BIOS読み込み後の起動オプション画面で、WindowsXPを選択して起動させますが、やはり起動しません。セーフモードでもコマンドプロンプトモードでも起動しないため、やばいと思い始めた頃、画面に「増設メモリが読めない」との表示が出ました。
 R3はデフォルトで256MBのメインメモリですが、512MBの増設メモリを追加で入れてます。その増設メモリを取り外したところ正常に起動。XPもubuntuも問題ありません。ただし、どちらもかなり重い状態。特にXPは使い物にならないくらい重いです。
外した増設メモリを再度セットしてみると、両OSとも起動しないことを確認。ここで思案のしどころとなりました。


■増設メモリか、新しいパソコンか
 R3とは別に、かなり古いNECのノートパソコンも常に稼働させているのですが、メインのPCはR3.しかも、お外にパソコンを持って行くときには必ずR3なので(NECはバッテリーが無いため)、R3が256MBメモリのままでは困ってしまいます。
 レッツノートのRシリーズ(最小モデル)は、現在R7が最新となっています。R7は発売間もないため除外するとして、R6あたりのモデルを新品または中古で購入することをまずは考えました。相場をみると、新品で14万円くらいが最低価格となっています。まだR3が動く段階で新品を購入するのはもったいないと判断し、とりあえずR3を使える状態にすることにしました。


 増設メモリを認識しない状態には二つの原因が考えられます。
  1.増設メモリそのものが壊れている
  2.増設メモリユニットの不具合で認識できなくなっている

 上記いずれであるかを確認するには、その増設メモリに対応したノートパソコンがあればいいのですが、あいにく近くにはありません。一か八か増設メモリを購入してみて、認識するかどうか試してみるしかなさそうです。
ネットで相場をチェック。価格ドットコムの最安値とヨドバシカメラの18%ポイント適用を比べて、ヨドバシで買うことに決めました。
 ヨドバシ梅田に出向いて、「バッファロー DM333−A512M」を購入。そのままB1からB2へ移動し、パソコン修理受付コーナー前のベンチに座って、持参したR3に買ったばかりの増設メモリをセットして電源ON。まずはXPが正常に起動するのを確認。メモリも756MBとなっています。続いてubuntuも正常起動するのを確認。一安心しました。

 これで当面はR3でがんばれそうです。

下記はubuntuを起動させて、UNIX系統では定番のエディタ「Emacs」でこの記事を編集しているところです。