コレクションショップ やまもと梅田店オープン

 富国生命ビルから大阪駅前第3ビルB2へと移転となり、本日オープンとなりました。


 引っ越し前の店舗で展開されていたディスプレイのコンセプトは、
 エアガン>軍装品>ナイフ
といった感じで、ハンドガン、サブマシンガン、ライフルなど、かなり多くのエアガンがショーウィンドウに展示されていました。銃に少しでも興味を持っている人は、そのディスプレイに引きつけられ、そのまま店内へと誘導されて「一丁お買い上げ」となるような、エアガンを核としたコンセプトが明確だったのです。



 本日仕事帰りに、移設オープンとなった3ビルの店舗に立ち寄りました。
そこで私は「うーん」とうなってしまったわけであります。

照明と床の雰囲気に関しては前の店舗と同じものを引き継いでいますが、疑問に思ったのがエアガンを店の一番奥に引っ込めてしまったこと。
通路に面した入り口には、ミリタリーウェア(カーゴパンツ・ミリタリーっぽいセーター・ブーツなど)を集中して展示。店の前を歩いている人がちらっと見た場合、ここにエアガンが置いてあるとは気づかないでしょう。
これでは「やまもと」を知っている人しか、店の奥にあるエアガンまで到達できません。ぱっと目にはただのミリタリーファッション店に見えるからです。


駅ビルという立地から、ミリタリーアパレルをディスプレイの前面へ押し出すことで、エアガンには興味の無い若者や女性を取り込もうとしているのかもしれません。しかし、顧客のセグメンテーションがぼやけてしまうと、どっちつかずの結果になってしまう恐れはないでしょうか。
恐れることなく、エアガンをもっと前面に押しだして欲しいと思います。