サイレントヒル アーケード


 去年の7月から「タイムクライシス4」で、定期的にシューティング練習をしています。
商用アーケードシューティングゲームは、射撃訓練において非常に有用であります。ターゲットに狙いをつけて引き金を引く。この動作はシューティングゲームでも十分練習になるのです。

 しかし、1年もたつとすっかりターゲットの位置なども覚えてしまい、プレイヤー1も2も、ワンコインクリアできる状態になってしまいました。脳幹を狙ってのダブルタップを常に行うようにしていますが、ほとんど惰性のままやっている状態。
そんなマンネリ状態のなか、ようやく次のシューティング練習用アーケードゲームを見つけました。またもや世間から大きく出遅れての発見であります。



サイレントヒルアーケード http://www.konami.jp/am/silenthill/

 私の行動半径から大きく外れたゲーセンにしか置いていないため、こんなのがあるとは全然気づかず現在に至りました。

 まずはゲーム筐体の異様さ。はじめはプリクラのオカルト版かと思いました。すだれから中を覗くと鉄砲が2丁。
「あー、これガンシューやん」
で、早速銃を手にとってみました。見た目はシグザウエルP226っぽいですが、銃身が細め。昔のアストラA80かブローニングHPカナディアンあたりの雰囲気。グリップはP226よりわずかに大きいかもしれません。
タイムクライシスのようなリコイル機能はありません。赤いスイッチのようなものが銃身サイドについてますが、現状では何の機能も果たしていないようです。


 実際にプレーしてみましたが、たいへん正確な照準でストレスは感じません。ワイドスクリーンなので、左右の撃ちわけをするときなどは、IPSCばりに体を左右に動かすことになります。

 リロードの方法は、画面の外に銃口を向けてトリガーを引くという、昔ながらのもの。私の場合は下方向に銃口を向けてトリガーを引き、また画面内に戻す方法でリロードしています。
しかし、両手を伸ばして射撃する「アイソースリズ」でこのリロードを行うと、画面内に銃を戻したときにピタッと止まってくれません。一方、「ウィーバー」では銃を戻したときにピタッと狙いがつけられます。このゲームをやるときだけ、一時的にウィーバー復活となってしまいそうです。


e-AMUSEMENT PASS
 このゲームは「e-AMUSEMENT PASS(イー・アミューズメント・パス)」に対応しています。あらかじめゲーセン備え付けのカード販売機などでこのパスを購入。ゲームを開始する前にこのICカードを所定位置にかざすと、前回の終了箇所からゲームを再開できるなど、ユーザー個別のデータをもとにプレーすることができます。
やりこむつもりであれば、最初に買っておくのがベストでしょう。


 いろいろ忙しくなりそうなのでなかなか遊ぶことができないと思いますが、ガンシューティングしかゲームをやらない私にとっては、ゲーセンで唯一の遊べる機械なのであります。



●参照URL
1.http://jp.youtube.com/watch?v=gTMnvv4d-cg
 IPSCの映像。競技用レースガンでのダブルタップはめちゃめちゃ速いですが、ノーマルガンを使用してのダブルタップは銃の動きが射撃スピードについてこれてません。サイレントヒルでのダブルタップも、この映像のノーマルガンと同じような感じになります。

2.http://jp.youtube.com/watch?v=bAFG5ahTMlQ
  http://jp.youtube.com/watch?v=d4gVxGZ4Cbw
 帽子に取りつけたカメラによる映像。IPSCを知らない方には早回し映像に見えるかもしれませんが、この競技ではこれが普通なのです。

3.http://jp.youtube.com/watch?v=By0-XL25R-g
  http://jp.youtube.com/watch?v=cg0ud2SxQMo
 元グロック(現S&W)の女性プロシューター「Julie Goloski」の映像。顔が写ってませんが、けっこうかわいらしい方です。