「マンハッタンパッセージMANHATTAN PASSAGE #2450黒」購入

 ドラマや映画などで使用され、このブランドのバッグは最近けっこうはやっているらしいです。米国のアマゾンから直接買い付けたタクティカルシューティングDVD三昧の私は、それらのドラマや映画は見るわけもなく、「マンハッタンパッセージ」というブランドそのものを知りませんでした。
 最近、余計な装備がどんどん増えてしまい、17,8年前のシステム手帳ブームのころにちまたにあふれていたシステム手帳のように、通勤カバンがぱんぱんにふくらんだ状態になっていました。そのカバンは手提げにするか、ショルダーにかけるかの「2way」であり、ほとんどの場合ショルダーにかける状態で使用していました。肩への負担と、不自然な姿勢を強いられること。それに、スラックスのサイド部分への接触によるてかりなど、「2way」の問題点に頭を痛めていたのです。そこに追い打ちをかけるように、勤め先がクールビズを実践することになり、上着を着なくなった結果、palmやシステムダイアリーの収納場所も無くなってしまいました。スラックスの左後ろポケットにpalmを入れてみたのですが、左肩にかけたカバンが当たってしまいます。「こうなったら、せたらうしかあれへんわ」(著者注:「せたらう」=背負うの大阪弁。「せたろう」とも表現する)ということで、通勤用の「3way」を買うことに決めました。
■選択基準
 私がカバンに求める絶対条件に、「軽さ」があります。どんなにいいカバンでも、重ければ即却下します。人差し指1本で軽く持ち上がる程度を基準にしています。
 大きさについてはA4ファイルが収納できることが条件で、かつそれがマックスサイズとなります。
マンハッタンパッセージ
 今週の半ばくらいに、大阪駅前ビルにあるカバン屋に立ち寄り、3wayバッグを物色しました。同じ大きさのバッグでも値段が大きく違っていたため、声をかけてきた店員さんに質問。「大きな違いは防水性です」とのこと。中でも値段が飛び抜けて高かったのが「マンハッタンパッセージ」でした。一般的な雨傘よりもさらに防水性が高いとのこと(ただしジッパー部分は違う)
「へえー、またきます」と言い残し、型式と値段を頭にたたき込んで撤退。遮蔽物に入ると同時にpalmにメモりました。
帰宅後にネットで情報収集し、この商品こそ理想的な条件を満たしていると判断し、一番安かった下記の店で注文。2日後の昨日、商品を受け取りました。
 ●マンハッタンパッセージMANHATTAN PASSAGE #2450黒
リュックにもショルダーにも手提げにもなりますマンハッタンパッセージMANHATTAN PASSAGE #2450黒
■フィールドテスト
 早速今まで使用していたカバンから中身を移します。折りたたみ傘も含めてすべて収納し、その状態でまだ十分余裕があります。ペン差しが2本分しか無いのでそこにはペンを差さず、「ペンケースペンスタンド式」を縦向きに収納。このペンケースはジッパーを全開した状態でも中身が散らばらないので、全開状態のまま収納しています。これで12,3本のペンが収納できました。
 ●ペンケースペンスタンド式
ペンケース
 背面ショルダーベルトはバッグ本体に格納可能ですが、私は常時出したまま使用することにしました。そこで、左右のベルトにポーチを取り付け、受信機とpalmをそれぞれ納めて、バッグを背負っている時にも即座に出し入れや操作が可能なようにしました。
 本体左にあるサイドポケットは、palmTXがぴったり収納できる大きさですが、今のところは未使用。使用済みの折りたたみ傘を入れておくのにちょうど良さそうなので、底の部分に水抜き穴を開けることも検討しようかと思います。
 背負ったときの使用感ですが、チェストベルトがついているため、非常に楽です。3wayバッグでここまで作り込んでいるメーカーは少ないと思います。
 暑い季節には背負ったときに背中に大量の汗をかくことになったりします。これの対策は特に施されていないため、別途考えたいと思います。
 もともと作りが非常に丈夫にできているため、結構長期間使用できそうです。日常生活で愛用しているジャックウフルスキンのザックは、使い始めて10年が過ぎましたが、これに匹敵するくらい長くつきあっていきたいです。