東急ハンズ江坂店の変化

 半年ぶりくらいに、東急ハンズ江坂店へ行ってきました。思えば去年の年末あたりに、手帳売り場へ行ったきりぜんぜん行ってなかったです。
本日の目的は、「蚊撃退グッズ」の購入。いつものように1F南口から侵入。2Fのアウトドア用品売り場あたりに置いてあるだろうと考え、そのまま右側の階段で2Fへ。しかし、アウトドア用品売り場には置いてありませんでした。それどころか、大幅に売り場スペースが縮小されておりました。
一通り2Fの売り場を見て回ったところ、半年前と比べてかなりの変化が。かばん売り場が大幅に拡大され、かわりに室内インテリア・アウトドア・自転車関連の売り場が大きく縮小。以前は1Fにあった財布やキーホルダーケースなどの革製品が、かばん売り場と同じ場所に置かれています。
時計売り場も2Fに移っており、販売だけではなく、修理なども行えるようにカウンターがもうけてありました。
結局2Fには「蚊撃退グッズ」は見あたらず。フロアを移動する前に、「いす」売り場で商品チェック。以前は置いていた、私が愛用しているアーロンチェアは見あたりません。かわりに7万〜9万くらいの価格帯で、ヘッドレスト付きのものが5種類くらいあります。それらすべてで座り心地をテストしましたが、ヘッドレストがまともなのは一つだけでした。
長時間「ふんぞり返る」のに、ヘッドレストはかかすことができません。アーロンチェアにはヘッドレストがついていないため、私は自作しました。オプションでもヘッドレストが無いことは、アーロンチェア唯一の欠点でしょう。


さて2Fから3Fへと移動し、「蚊撃退グッズ」を探しますが、ここにも見あたりませんでした。その過程で3Fもくまなく見て回ったわけですが、このフロアも半年前と比べて大きく変わってました。DIY関連が大きく縮小されています。代わりに輸入工具のように、単価の高い商品の売り場を大きくしています。「素材・材料などは他のディスカウントDIYショップで買ってくれ」コンセプトになっているようです。


結局「蚊撃退グッズ」は1F南階段前にありました。メスの蚊がきらう超音波を出す商品を買うつもりだったのですが、2種類しか置いていません。2つとも同じメーカーのもので、以前購入して効き目がなかったのを確認済みのものでした。結局何も買わずに撤退することに。


昔と比べると、東急ハンズ江坂店は大きく変わってしまったです。何かを自作しようとした場合、「ハンズに行けば、とりあえず材料はそろうやろ」というのが昔のハンズでした。
しかし今では、ただ既製商品を並べているだけ。顧客のセグメンテーションを大きく変化させてしまったようです。感じとしては梅田のロフトのような状態。昔なら素材や道具類を、ワンストップでそろえることができたのですが。
ハンズの魅力は、「素材を手に取り、それを加工するための道具をその場で選んで購入できる」ことにあったと思います。ますます進んでいく売り場の変化が、この店舗の業績にどのような変化を与えていくのでしょうか。少なくとも私にとって、今の東急ハンズ江坂店は年に数回、売り場の変化をチェックしにいくだけのお店となってしまいました・・・