palm TX 注文

 昨晩、ふと我にかえったら、PDA工房に「palm TX 」を注文していました。充電・Hotsyncケーブルと液晶保護シートがおまけでついてくるようです。
昨日の20:00〜22:00までの記憶が飛んでいるので、あきらかにアブダクションだと思われます。近所までやってきた火星人の仕業でしょう。耳の後ろに傷ができており、違和感があります。
さておいて、なぜここにきてpalmを新調するのかと言いますと、電話機能を搭載していないpalmの最終形が今度の「TX」ではないかと思ったからです。
先日も書いたように、通話するための端末と、スケジュールを確認しつつメモを取る端末は、それぞれ独立した別個のものであるほうが使いやすいと思います。これはあくまで私個人の意見なので、「すべてを1台に盛り込んだxxx!」が正義だと思っているメーカーさんたちは、今後ケータイとPDAの融合をさらに推し進めると思うのです。そうなると、palmoneのおっちゃんたちもスマートフォン寄りのハードを作り始めるのではないかと危惧されるのでございます(すでに作ってますので、それしか作らなくなると言うべきか)
アップルがipodで見せている戦略展開を見てもわかる通り、今後はフラッシュメモリ記憶媒体とすることが、携帯音楽プレーヤーのみならず、PDAの世界でも一般的になってくるでしょう。palmの「LifeDrive」などは、その意味では過渡的な失敗作なのかもしれません。
 今後のpalmの生き残り戦略(あくまでアメリカ市場において)は、
  1.完全にスマートフォンへとシフトさせる
  2.他社スマートフォンと併用してもらうPDAとして、機能を特化させる
のどっちかかなと。どっちにしても、向こう1年くらいはあまりドラスチックな変化はないと思うので、現在持っているハード・ソフト資産をそのまま流用できる「TX」を導入し、2年くらいは「枯れた」PDA生活を静かに送ろうかと思います。


■アナログかデジタルか
 紙の手帳を復活させてから1年たちましたが、「TX」導入を節目に、完全デジタルに戻すことも検討中です。
「TX」は、現在使用している「T3」と比べて、標準のユーザメモリ容量が大きいです。そこで、スケジューラへの入力事項をどんどこ増やして、よりアナログ手帳的な使用方法を取っていこうかと思ってます。そのつもりで入力してみたのが以下のキャプチャ画像です。

DateBK5
これなら一週間を一目で見渡すことができます。細かい予定の確認は、デイリービューへと切り替えればいいわけであります。
この1年の間、アナログ手帳であるシステムダイアリーと、デジタルデバイスのpalmとに、ほぼ同じ内容を記入しつつ併用してきました。そろそろはっきりとした役割分担を決める必要があるのかもしれません。「TX」がそのきっかけになりそうな・・・