ジョギング中、出血・・・

 出血といっても、よくある「靴擦れ」などで発生したわけではありません。わたし自身全く想定していなかったところからでした。


 そろそろ気温も上がってきて、ジョギング中に汗を大量にかくようになってきたため、この間の日曜日にアシックス製のTシャツを買いました。「汗をすばやく吸収・拡散し、ウェアの内部をドライに保ちます」という能書きがついたハイパー素材で作られたものです。
 風邪も完治したので、本日初めて着用してジョギングに出かけました。走り始めて20分をすぎたあたりで、左胸あたりに痛みが・・・
 よくよくそのTシャツを見てみると、左胸に「asics」の小さめのロゴが入っています。購入するときは特に気にもとめなかったのですが、どうもこれが原因で痛みが出ている模様。しかもそれは「乳首」が痛んでいるようです。
 なんとかいつもの時間を走りきり、帰宅してからシャツの内側を見てみるとちょうど乳首が当たる部分に血液が付着しています。左の乳首を見てみると、擦過傷のような傷があり、血がにじんでいました。


 私の乳首の位置は、おそらく日本人の成人男性では平均的なところについていると思います。このTシャツは直接素肌に着用するコンセプトであり、着用の仕方が間違っていたわけでもありません。ジョギング時に着用するというのも不適切な用途に使用したとも考えられません。にもかかわらず、ユーザーの身体を損傷させてしまうというのは、欠陥商品としか言いようがないです。
 この製品は、デザインからフィールドテストまで、いったいどういう基準で制作されたのでしょうか?おそらく実際に着用してのテストなど行っていないのではないかと思います。


 ちなみにスーツを着用するときに私が履いているクツは、15年前からアシックスの「ペダラ」です。足に負担がかからず、長時間歩いても疲れませんので、数年に1回の割合で買い換えながら愛用してきました。
同じメーカーなのになぜこんなに製品の品質が違うのかと、今回の件ではショックを受けています。