ソニー BTA−NWP エアエッジ検証


大阪梅田にあるウィルコムに行ってきました。
目的は「ソニー BTA−NWP」がAIR EDGEの最新機種でも使用できるかどうかの検証です。


その前に、まずは一階にあるショールームで、メガプラスのスピードがどれぐらいなのかを備え付けてあるパソコンで確認してみました。
メガプラス用のソフトがパソコンにインストールされており、そのパソコンに4xのカード型端末が挿されているのですが、最初に接続する段階で1xか4xかを選択することができます。
4xで接続してみます。スピード測定サイトで確認してみましたが、スピードはだいたい理論時より少し下ぐらいでした。次にメガプラスをONにして測定してみましたが、広告の通りスピードが四倍から五倍ほどになりました。画像の圧縮もしておりましたが、普通にホームページを閲覧する分には全く問題がないような画質レベルです。


スピード確認が終わった後、そのフロアにいた受付の人に、ソニー BTA−NWPが最新機種で使用可能かどうか確認したいことを説明しました。
「それでは三階へ行って下さい。連絡しておきます」といわれ、階段で三階へ上がりました。三階の受付の人が一階の受付の人からちょうど連絡を受けている最中でした。電話が終わった後少し状況を説明すると、奥にある個別カウンターへ案内されました。


担当の人に何がしたいのかを詳しく説明しました。おそらく「変な人来たー」と内心思われていたと思われます。検証するためにソニー BTA−NWPとパームTungstenT3を「1時間ほど預かります」と言われました。パームを預けるのは正直心配だったので、検証がどのような手順で行われるのかを聞いてみました。向うで考えている手順というのは、ノートパソコンやコンパクトフラッシュスロットを備えたポケットPCに対するもののようでした。今回のこちらの検証機器であるソニー BTA−NWPがどのような機械であるのかを実演しながら説明しました。結局その場に、現在発売されている最新のカード型端末二枚を持って来てもらい、それぞれ実際に差し込んで確認してみました。


まず本田エレクトロンの「AH−H407P」から開始。差し込んだ後、三つのランプ表示が数秒消灯したままになっていましたが、その後3個同時点滅状態になりました。この状態は「PHSデータカードが挿入されていないかまたは抜かれた」を示します。つまり認識していません
次に、セイコーが出している「AH−S405C」を差し込んでみました。初め数秒間「ON LINE」ランプが点灯し、その後残り二つのランプが点滅し始めました。これは「PHSデータカードまたは本体が故障している」を示します。


結局、現在出ているものは使えないということです。
2月18日に発売予定になっているNECの256K エアエッジプロは、はたしてソニー BTA−NWPで使用可能になるかどうか。発売後に念のため確認に行くつもりです(ダメそうですが)