ハービスエント「ソニースタイル」

 今日も仕事の帰りに立ち寄りました。いくつか気になる点を書きたいと思います。


■何階にいるのかわからない
 私が愛用している腕時計「Gショック」のバンドには、「SUUNT」の方位磁石が常に装着されています。なぜなら私は方向音痴だからです。そのため、自分がどこにいて、どこに向かっているのか分からなくなることがあります。常に自分がどこにいるのかをモニタリングしておかないと、とんでもないところへ向かっていたりするので、特に地下街などでは方角の確認を頻繁にしなければなりません。
 2次元の世界でもたいへんなのに、「高さ」の要素が加わり3次元の世界になるともう一大事です。自分が何階にいるのかを常に把握しておかなければなりません。このときは方位磁石は役に立たないので、その建物にある「そのフロアが何階か」の情報を見つけるしかありません。まともな建物は、上下に移動する手段であるエスカレータなどには、乗り口の床などに「B1」とか「4」とか数字が書かれています。エスカレータの利用者は、乗り降りする時には足下を見ます。すると自然にそこが何階かという情報が目に入るわけです。
 今日、ハービスエントの4Fにある「ソニープラザ」へ行くため、B2からエスカレータに乗りました。上のフロアに到着するまでに気づいたのですが、エスカレータの降り口の横に警備員さんが立っていて、「ここは1Fです」とか叫んでいます。「無駄な人件費使ってるなぁ。そんなん叫ばんでもわかるやんか」と思いながらエスカレータを降りたのですが、どこにも「1」の文字が見あたりません。そこでやっと警備員さんがそこにいる意味が分かりました。
 この商業施設は海外ブランドなどが多数テナントとして入っており、ハイセンスを演出したいのはわかります。好きなようにやってもらって結構です。しかしフロアの情報はもっと分かりやすく示して欲しいと思います。雇用創出のためなら分かりますが・・・


ソニースタイル
 さて4Fのソニースタイルにようやくたどり着き、一通り見てみました。
感想は、ほとんどソニータワーのときと同じ、コンセプトになんの変化もないように見えます。
 VAIOやクリエ、デジカメにオーディオプレーヤー、液晶テレビにビデオカメラなど、一通りのソニー製品は展示されているのですが、その商品に関する情報が少なすぎます。商品名と値段が書かれた札と本体を並べているだけ。カタログは各製品の付近には見当たらず、商品の情報を顧客自ら調べられない状況で放置されているに過ぎません。ソニータワー時代と全く変わっていないようです。
 唯一変わっているのは係員の数。ソニータワーのころより少ない気がします。少ない理由は、ワンフロアになったためと思われますが。


このままでは、またもやソニータワーの轍を踏むことになると思うのですが(まあ、やってるのはどっちもソニーマーケティングなんでしょうけど)
これからどう変化していくか、たまに立ち寄ってモニターしていきたいです。


■参考URL
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/11/06/015.html
http://www.jp.sonystyle.com/index.html
http://www.herbis-ent.com/