トレーサーの精度

　●プレジデント　３／３１号　http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2008/4300/

解放の日 (角川文庫 マ 10-5)
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　先日発売されたプレジデントを立ち読みしたのですが、どこかの企業の偉いさんが、推奨図書としてアンディ・マクナブの「解放の日」を挙げてました。
「やっぱり偉いさんは目の付け所がちゃうわ」とうれしくなったしだいであります。

解放の日のなかで、主人公のニック・ストーンが着用している腕時計「トレーサー」ですが、去年の６月に私も購入してから９ヶ月がたちました。
もっとも安いモデル（Type3）を買ったわけですが、９ヶ月の間に時刻調整は１度もしていなくて、現在の誤差は２秒遅れ。クオーツとしてはきわめて優秀な精度です。
同じようなコンセプトの腕時計で、マーケティングの力だけで販売を伸ばしている某メーカーなどは、結構誤差が出るようです。いくら外側を豪華にしても、肝心のムーブメントをけちってしまっては何にもならないではないかと思うのですが。

ＳＡＳマニアとしては、ＳＡＳ御用達の「nite」も欲しかったりするのですが、私が使っているトレーサーと同スペックのＭＸ１０が３万円以上の価格というのは、あまりにも高すぎます。
トレーサーも含めて日本での販売価格が不当に上がってきているような印象があります。
円高が進んできたので、海外からの輸入に踏み切る潮時かもしれません。