ipod nanoの使い勝手

 nanoの発売後は生産が終了したminiですが、サードパーティーもmini用のケースなどはもう生産していないようで、どこへ行っても見かけることはありません。
自宅でminiを使用する場合、ネックストラップを使っています。本体を入れるケースは近所の100均ショップで買ったもの。「これしかあれへんわ」と半ばあきらめモードで買ったのですが、サイズもぴったりで、イヤホンジャックとロックスイッチ部分もむき出しになる状態で操作もしやすく、あつらえたかのようです。このケースと120円で購入したIDホルダー用のネックストラップを組み合わせています。見放された製品を、その場しのぎ的システムによって使い続けるけなげなユーザーとして、自己憐憫にどっぷりと浸っています。


 nanoの2ndが発売されてからすでに半年ほどたちました。バッテリーの駆動時間や本体のコンパクトさなど、miniと比べて断然使い勝手が良さそうなnanoですが、1カ所大きな不満点があります。それはロックスイッチが上面にあるのに対し、イヤホンジャックが底部にあること。あの薄さを実現するために、液晶と干渉しない底部にジャックをつけたのはやむを得ないと思います。しかし、nanoをワイシャツの胸ポケットに入れて使うというシチュエーションの場合、当然上下逆さまにポケットに収まることになります。そうすると、ロックスイッチはポケットの底に面するため操作することができません。
ネックストラップや、カラビナを使用したストラップを使った場合は、ジャックとロックスイッチの位置の違いは逆に操作がしやすいことになります。使用状況によって操作性が大きく変化してしまうというのは、製品としてどうかと思うのです。


 アメリカ本土ではあの電話が発売間近になってきたため、ipodの新製品というのはしばらくでない気がします。仮に出るとしても電話が発売されてしばらくしてから、バッテリ駆動時間と記憶容量のアップしたマイナーチェンジのみになるかと予想しています。
現状のnanoは最も記憶容量が大きいので8Gしかありませんので、せめて12G版が出るまではしばらくminiのままでいようかと思う今日この頃であります。