ロットリング フォーインワン インプット購入

ロットリング フォーインワン インプット(ボールペン黒・蛍光オレンジ+入力ペン+ペンシル)


 通勤時と会社での仕事中、筆記用具として欠かせないのが「マルチペン」です。
パームとM1000の操作は、それら本体に収納されているスタイラスではなく、たいていは胸ポケットに差している「マルチペン」で行います。
 ここ5年くらい愛用してきたのが「パイロット ぺんとぴあ TC-J2-1(シルバー)」です。
「入力ペン・シャーペン・ボールペン」の3つが装備されており、非常にすばやく使いたい機能を選択できるため、ストレス無しで使用できます。機能選択はクリップの位置をもとにして行うので、いちいちペンを見ることはありません(慣れれば間違うことはありません)


 さて、5年間愛用してきた「ぺんとぴあ」にも、不満がないわけではありませんでした。それは、もう1つ機能を加えて4種類のペンが使用できるようにしたいということでした。具体的に言えば、「蛍光ボールペン」を付け加えたかったのです。
 パイロットからはその機能をもっているペンが出ていないようでしたので、今回は「ロットリング」から出ているものを選んでみました。


■使用感
 持った感じは、少し重量感があります(ぺんとぴあと比べて)
4種類あるペン軸の選択方法は、ぺんとぴあを使ってきた私にとって驚くべきものでした。その方法が分かるまでに、10分近くかかったくらいです。
見た目はただのノック式ボールペンという感じであり、どうやって各機能を選択するのか見当も付きません。ペンの本体には、4種類の非常に識別しやすいアイコンが描かれていますが、それをどうやって選ぶのかが分からないのです。
しばらくいじっていて、やっと選択方法がわかったときには、その単純さとともに「さすがドイツ製や」と感心したしだいです。
その方法は、使いたい機能のアイコンを上方向に向けた状態でノックするだけです。
まさに、ルーチンスの「水瓶問題」にはまり込んでいたようなものでした。


さて、次にそれぞれのペン先の使い勝手ですが、まあ普通です。入力ペンのペン先がもっと濃いオレンジ色の方がいいかな、というくらいで、他の3種類は「不満なし」というところです。
それぞれの使い勝手よりも、この太さで4種類もの機能を備えていることが大きなポイントと考えるべきでしょう。