恐るべし、あずきバー

 今日も日本各地で大気が不安定だったようです。
帰宅の際、電車を降りてホームを歩いているときに、いつものように空の様子を確認しました。雷こそ鳴っていませんが、今にも雨を降らせるような雨雲がすぐそこに迫っていました。「こりゃいかん」と思い、足を速めたとたんに、いきなり降り始めました。それこそバケツをひっくり返したような土砂降りです。
 傘は持っていたのですが、先日購入した「ぺん細(シューズセレクション)」という、本当に小さい折りたたみ傘しか無かったので、とてもそれをさして帰れる状態ではありませんでした。
 とりあえず駅の改札を出たところにあるコンビニで雑誌を立ち読みしていたのですが、30分経っても雨はいっこうに弱まりません。おなかも減ってきたし、お店の人にも悪いので、アイスを買って食べることにしました。「ガリガリ君」が置いてなかったので、しかたなく「あずきバー」を購入。コンビニを出て、たくさんの人が雨宿りしている通路で食べ始めたのです。
 袋から取り出したあずきバーは、すでに表面が白くなっていました。そして最初の一口目に惨劇は起きたのです。表面が白くなって乾燥した状態のあずきバーに、これまた乾燥した状態にある唇の内側が触れた瞬間、一瞬にして貼り付いてしまいました。あわてて引きはがして難を逃れたのですが、その後2回ほど同じ状況になりました。この現象は、皮膚表面に微量の水分がある場合に、その水分がアイスと接触したとたんに凍ってしまうために起きるものです。
 3回もその状態になったのですが、それも最初だけで、半分くらい食べ終わったころには貼り付くことは無くなりました。しかし、あずきバーを見ると、あずきにしては鮮やかな「赤色」が見られます。「・・・出血してるやん・・・」
ティッシュを唇にあてると、えらく血が付着しました。みなさんもあずきバーにはご注意を。


■参照URL
 http://www.imuraya.co.jp/goods/ice/index.html

 http://www.youtube.com/watch?v=9YpYbleFNDY
  → 注)こちらは、グロテスクなものが嫌いな人は見ないでください