1年ぶりの比叡山 四大魔所めぐり

ちょうど1年ぶりに比叡山に行ってきました。以下は200LXで帰りの電車内で入力した記録をそのままコピーしたものです(一部機密事項は割愛しております)


04-10-23 土 晴れ 比叡山登山


05:44 起床。寝坊した。セイコーの振動アラームのみ04:30 にセットしていたが、電波時計のほうはセットし忘れていた。


朝食 おにぎり
昼の弁当用に、おにぎり作る。



山歩き用の行動記録をどうつけるか。
・電車内では200LXが一番良い
・行動中は、ボイスレコーダに都度吹き込んでいく(回りに人がいなければ可能)
・デジカメでつど撮影しておく
・入力に時間のかかるパームは、声を出せない、写真撮影できないところで使用

・帰りの電車内で上記をまとめるために、ボイスレコーダ用のイヤホンを準備しておく



デジカメ・ソニーサイバーショットの時刻を合わせる。修正時にフォーカスが来ている数字部分が濃いオレンジの背景色になるため、非常に見づらくなる。しかもフォントがきわめて小さい。もっと大きなフォントにすることも可能なはず。


07:27 京都駅に到着。4番ホーム
3番ホームの湖西線に乗り換え。かなり余裕で座れる。
空はすじ雲がかかっている。


持ってきた地図を見ると、なんと「北摂の山々」のものだった。
ザックの中には比叡山の地図は見あたらず。


07:53 比叡山坂本駅到着。
トイレに行ってから、自動販売機で電解質ドリンク(500ml)を買う。


高校生が多数登校していく。


日吉大社の手前を右へ行き、飯室谷へと向かう。


08:39 松禅院参道近道に到着、ここからは山道に。


08:55 慈忍和尚の墓へ登る石段で、小柄な坊さんが掃除をしていた。「ん」と声を発したのち、こちらを振り返る。「おはようございます」とあいさつすると同じく「おはようございます」と返ってきた。先日の台風でかなり木の枝が落ちている。


結局慈忍和尚の墓へはあがらなかった。


工事車両が結構入っており、今建っている寺のさらに上のあたりに何かを建立しているようす。


元三大師道の石碑ができていた。しかしそこからすこし入ったところの、右側の登山道へ入るところの案内は相変わらず木製の「きよつけて」のまま。


途中、沢のように水の流れているところがある。


10:10 元三大師堂に到着。元三大師のお墓の場所が分からないため、堂の中庭で掃除をしている若いお坊さんに聞くことに。
指を差して説明してくれたのですが、なぜか人差し指と中指を伸ばした状態で指差してました。ディズニーランドのマニュアルに、方向を示す時には人差し指と中指を使うよう書かれていると以前何かの本で読んだことがあったので、「なんでこの坊さんは2本指を使っているのか?」と考え出してしまい、道順の説明をきちんと聞いてませんでした。ごめんなさい。
とにかく元三大師堂を出て左へ行けばよいことが分かったので向かう。途中、天台宗の坊さんになるために必ずそこで修行をしなければならない「比叡山行院」の前を通過。念仏の声が聞こえてきます。ICレコーダーにちょっと録音してからその先の分かれ道を左へ。


10:20 元三大師のお墓に到着。
元三大師は死に際して、自分の墓はけっして掃除をしないようにと言い残したため、墓そのものは草木が生えるままに放置されています。平安京の鬼門にある比叡山延暦寺、そのまた鬼門にある横川、そのさらに鬼門に位置する元三大師お墓。まさに鬼門中の鬼門といえる最前線に自らの墓を作らせ、そこを荒れ放題に放置させることで、より強力に魔物の侵入を防ごうとしたらしいです。


11:33 玉体杉 昼食終了 スープの素も塩も持ってくるのを忘れた。うずらのたまごとグリーンピースの水煮を入れるが、最初の水が多すぎたため水分が多くなりすぎた。


結構たくさんの人がやってくる。多くは大原の方へ行く模様
クマ笹が生えている。


風が吹くとかなり寒い。ウィンドブレーカーが必要。


12:17 魑魅魍魎狩籠の丘に到着。
写真がそれです。ドライブウェイのすぐ脇にありますが、ドライブウェイが開かれるまでは、登山道から少し外れたところにひっそりとあったはず。こここそ、延暦寺を開いた最澄桓武天皇からの密命を受け、京で狩ってきた魔物を封じ込めたと言われる場所です。3つの岩が正三角形の頂点に位置するように置いてあり、その三角形の中心に魔物が埋められ封印されているらしいので、その三角形の中には怖くて入れません。しかしこの丘を整備した作業員の人たちは平気で入っていたのでしょうね。
車で観光に来た人たちの多くがそのすぐ脇を車に乗ったまま通過しているでしょうが、その場所がどういうところなのかを知っている人はほとんどいないでしょう。登山道を歩いている人たちも、まったく気づくことなく通過していきます。


13:25 ケーブルで八瀬まで降りる。団体に遭遇したため、かなり混む。


13:42  八瀬 七条まで520円。高すぎる。しかし、修学院から乗車するよりもかなり空いている。
ワンマン車両。終点で降りるとき、そのまま開いているドアからおりる。改札は自動改札になっていたので、その自動改札に切符を通して、それを抜き取り、その切符をまた出町柳の京阪の改札に通してはいる

14:05 出町柳 京阪電車出発 準急
14:20 七条到着


歩いて京都駅へ向かう。


14:35 京都駅到着。
14:40 折り返しの普通が到着。座席に座ってLXで入力。
いつもどおり空いている。