フィルターライト

先日、長年使っていたスタンドの蛍光管が割れてしまい、そろそろスタンドそのものを買い換えようと思っていた矢先、日経ビジネスに紹介記事が出ていたので即購入しました。
特殊なフィルタにより、反射を除去することで目の疲れを低減し、集中力が通常の3倍持続するとの能書き。


まだ効果のほどはわかりませんが、問題点が2つ。


■問題その1
卓上タイプを買ったのですが、アームタイプにすれば良かったと後悔。使用説明書を見ると、ライトが体の正面にくるようにしなければならないと書いてます。卓上タイプはアームが短いため、置き場所がかなり限定されます。
アームタイプなら配置の問題は発生しません。ただし、デスク以外のところで使う場合は卓上タイプの勝ちです。


■問題その2
蛍光管が輸送中に外れないように、蛍光管に触れないような状態で輪ゴムがつけられていました。その外側に「フィルター」がつけられているのですが、フィルターによって輪ゴムの存在が非常にわかりにくい状態になってます。使用前に、その輪ゴムを取り外す必要があるのですが、私は外し忘れたまま、3時間くらい使ってしまいました。


輪ゴムの取り外しについては、取扱い説明書に書かれていたのですが、使用を開始して3時間たつまで、まったくその記述に気づきませんでした。
問題は説明書の書き方にあります。
注意マークと注意書きは確かにあるのですが、それが書かれている位置と、字の大きさが全然ダメ。他の情報の中に埋もれてしまって、非常に気づきにくいのです。
使用方法の説明は、まずおおざっぱに「時系列」で記載し、使用前の注意事項については、その頭に「大きく」「目立つように」書くべきだと思います。


説明書をきちんと読んでなかった自分を棚に上げて言い放ちますが、消費者は説明書なんて読まないのです。適当にいじり回して使えてしまう商品については特にそうです。
本当に「輪ゴム」を外して欲しいのなら、それを外さないと使えないような状態にしておくべき。せっかく良い商品を作ったのだから、もう少しユーザビリティについても詰めて欲しかったです。