フランクリン・プランナー注文

フランクリン・プランナー　デイリー・スターター・キット(日本語版)コンパクトサイズ

今の時期に、注文してしまいました。
こないだのパームハードリセットがトラウマになってしまったためだと思われます。


フランクリンを知ったのは、１９９６年のこと。当時はまだ、コヴィーさんとは合併（または事実上の買収か）しておらず、「デイ・プランナー」と呼んでました。「フランクリン・システム」という本で知ったのですが、当時システムダイアリーのユーザーだった私にとって、そのサイズは「でかすぎ、おおきすぎ」だったので、その仕組みのみをへちりました。しかしこの本では、現在フランクリン・コヴィーがもっとも力を入れている「価値観」が、あまりにもあっさりと書かれていて、もう一つその重要性が理解できませんでした。


その後ＰＤＡをメインに使うようになり、ほとんんどというか、まったく紙の手帳を使わなくなり何年も経ちました。しかし、ＰＤＡというのは、ある意味「その日暮らし」に陥る危険があります。つまり「目標を決め、戦略を練り、戦術を組み立て、戦闘開始」の「戦術、戦闘」または「ひたすら戦闘」の状態になってしまう可能性があるのです。
もちろん意識して使えば、ＰＤＡでも目標の設定から実現までを管理していくことも可能でしょう。もちろん私も、何回それをＰＤＡで実現しようと試みたか分かりません。palm版フランクリン・プランナーも使ってみました。しかし使えません。ソフトの質が悪すぎでした。かりにソフトの質が良くても、ＰＤＡでの実現はちょっと難しいのではないかと思います。


ＰＤＡと紙の手帳の違いは何でしょうが？　それは、余分なものが目に入るかどうかだと思います。紙に記入した事柄は、ぱらぱらとめくるうちに目に入ってきます。また、複数のパージを交互に参照したりするのも楽です。その一方、ＰＤＡはそのような使い方はなかなか難しい。「無駄」こそが結果的に「価値」を生み出すことにつながるのではないかと思うのです。


実を言うと、去年の１１月くらいからフランクリン・プランナーの購入を検討してました。「人生は手帳で変わる」も購入して読みました。結果的には今年初めからの導入は見送ったのですが、何度もこの本を読み返して見て、「やっぱり紙でないと」と感じていたところに、パームのハードリセットが発生。デジタルデータのはかなさに世の無常を感じ、そのまま注文にいたったということです。


導入後は、通勤用のカバンはきちきちになってしまいそうです・・・


デイリー・スターター・キット(日本語版)コンパクトサイズ

■参考書籍

フランクリン・システム―米国企業を活性化させた90年代のタイム・マネジメント術
	サイビズ編集部 発売日　1995/12 売り上げランキング　54,851 おすすめ平均 フランクリン・システム フランクリン・システムを使い込むためのノウハウ集 フランクリンプランナーの概要を知るのに最適 Amazonで詳しく見る

ベンジャミン・フランクリン富を築く100万ドルのアイデア
	リン・G・ロビンズ ， 藤本 隆一 発売日　1996/11 売り上げランキング　57,585 おすすめ平均 個人のファイナンシャル・プランニングの最適な入門書！ Amazonで詳しく見る

フランクリン自伝
	フランクリン, 松本 慎一, 西川 正身 発売日　1957/01 売り上げランキング　3,680 おすすめ平均 フランクリンの志に触れることができて、いいです。 アメリカ資本主義の父 Amazonで詳しく見る

人生は手帳で変わる―第4世代手帳フランクリン・プランナーを使いこなす
	フランクリンコヴィージャパン 発売日　2002/07 売り上げランキング　7,436 おすすめ平均 反応的 フランクリン・プランナーの入門書 フランクリン・プランナーの使い方を知るには最適 Amazonで詳しく見る