イラク日本人人質事件

また起きてしまいました。最悪の事態を想定して判断していれば、このような事態は避けられたと思います(つまり、危険なところはあらかじめ避ける)
しかし、起きてしまった以上はなんとか切り抜けるしかありません。

武装勢力からの要求は「自衛隊撤収、さもなくば3人を生きたまま燃やす」というものです。ただし、この要求を額面通り受け取るべきではないと思います。
通常、人質事件の犯人から出される1回目の要求は、被害者の関係者や家族などに大きなインパクトを与えるために非常に残忍な表現がとられていることが多いからです(手足を切断するなど)
「ビデオテープが放送されてから、猶予期間は3日間」と犯人たちは表明しております。猶予期間が過ぎた時点で犯人が声明通りの行動をとるとは限りませんが、早急に交渉による解決へと至ってくれることを切に願います。


参考文献:誘拐ハイジャック企業恐喝(ISBN4-643-88050-3)