車の修理が完了する


 完了するのは年が明けてからとディーラーから言われていたが、予定より早く修理が終わった。
 損傷を受けた部分はピンポイントで数カ所といったところだったので、それらの部分を新品に交換したのが主な修理内容。総額は40万円ほどだが、車両保険のおかげで修理に関する費用は発生せず。任意保険の等級が上がることで向こう3年は年に3万円ほど保険料が上がるが、気にすることでもない。


 先日CSで放送されている「ザ・山男」を見ていたのであるが、ライフルで撃たれた場合でもシカは2分ほど動けるらしい。もちろん脳幹や脊髄などを撃たれれば即死もしくは行動不能になるだろうが、そうでなければアドレナリンが大量に分泌されることで、危険地帯からとりあえず離れる程度は活動できるようだ。


 車が受けた損傷からすると、衝突直後に姿を消していたものの、おそらく数十メートルから数百メートル移動した森のなかで絶命した可能性が高いと思われる。なんともかわいそうなことをしてしまったものだ。


 走行中に録画していた映像を何度も見たのであるが、ゆるい右カーブの途中で斜め右方向から車の正面に向かって走り寄ってきていた。ぶつかる直前までシカの存在に気づかなかったのであるが、激しい雪でヘッドライトをハイビームにできなかったことも発見できなかった要因であろう。
 また、路面が完全に雪で覆われていたため、フォグランプを点灯していたのであるが、これもより遠くを見るためには障害となる。雪の場合はとくにスポットライト効果が大きくなるので、発見が遅れた要因のひとつであろう。


 衝突したときには相手がシカであることをはっきり確認できていたので、衝突後のブレーキングは意図的にゆるくかけるようにした。ABSが作動するような激しく踏み込むブレーキングをしていたら、ワイヤー式のガードレールと橋の欄干の切れ目部分にアンダーステアの状態で突っ込んでいき、車は中破か大破し、私も何らかの肉体的ダメージを受けていたであろう。


 悪天候のときにはできれば車に乗らないようにすべきであるが、日常生活を送るうえではそうもいかない。そのため、あらゆる条件のときにより安全に走行できるよう理論面、技術面で経験値を上げておくことは必要である。以下に冬がくるたびに繰り返し目を通している書籍を紹介しておく。


●参照書籍

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